tiwakuromamaのブログ

シングル母です!息子さんと娘さんとtiwakuroとの日常

まじめなはなし9

息子さんが高校に入学してしばらくして元夫さんが言いました


「家を出ようと思う 息子さんも高校生になったし俺も面倒見れると思う ボランティアも今年で最後にしようと思っているから息子さんを一緒に連れて行こうと思う このままだったら息子さんはダメになると思う 息子さんはいつもお前の顔色を覗っているように思う 娘さんはお前じゃないとダメやと思う 娘さんは何かほしい時しか俺のところに来ないから・・・・ 」
これを言われた時の私は 怒り悲しみ悔しさ情けなさ これらの感情をどこへもっていけばいいのかわからないほどです


私は「あんたが出ていくのはどうぞ でも息子さんは渡さない 今まで息子さんを育てたのは私だ これから手が離れて少しづつ楽になる頃にこれからは俺が育てるってそんなのが通るわけがないのがわからないのか」と反撃しました


離婚自体はいいのです 私もそう長くはないと思っていたから
でも元夫さんが子どもを連れていくというのは私の中ではありえないしそんな権利もないと思っていた
今まで私がどれだけ大変な思いで息子さんと接してきたか 育ててきたか そしてどれだけ子どもを愛しているのか 大切な存在か 元夫さんにはきっと理解できないだろう
元夫さんからすれば私は ただガーガーと子どもを怒鳴るだけの母親だったのだと思う
そしてそれは息子さんも同じだった
息子さんにとって私はただ口うるさい母親 うっとうしい存在 きっと大嫌いの域に達していたと思う
だから息子さんは元夫さんと一緒に行くと言った

それを私は何度も説得した
 
息子さんが嫌いだから口うるさいのではない 息子さんが大切だからこそ口うるさく言うのだ勉強しなさと言うのだ なにか危ないことに巻き込まれたら困るし 親としては好きにどうぞとはほおってはおけない 子どもを社会に出すまでは親に責任がありその責任をきっちりと全うしなければいけないと

それに身の回りのことも元夫さんではできない 
帰宅が遅く夜ご飯もお弁当も作ることはできないの明らかでした
このまま息子さんが元夫さんと一緒に行ったら高校を卒業することができなと私は思った
だからせめて高校を卒業するまでは私と一緒いたほうがいい 
その後のことはまたその時に話し合おうと息子さんを説得しました

だけど息子さんが高校を卒業するまでは今までと変わらず母親として口は出すし 
きっと息子さんにとって気に入らないこともいっぱいあると思う
こちらに残るとしても気を使って何でも好きにどうぞとはできないという事だけは伝えました


元夫さんも初めは息子さんを連れていくと言っていたが私の考えと息子さんの状況を考えてか高校の間はお母さんと一緒に住むようにと話したので息子さんはしぶしぶ納得しました


高校3年間も楽な子育てではありませんでした
定期テストに振り回され 
生活態度に振り回され 
息子さんと元夫さんの関係も気になりつつ(メールでやり取りしていたと思うので)
定期テストのためや大学受験を見越して家庭教師をお願いしたり
でも成績は一向に上がらず・・・・・
夜遊びで12時回っても帰って来ない事も度々で 玄関のロックをかけて締め出したら元夫さんのところに逃げるという・・・

そんなことの繰り返しの高校生活も将来の夢だけは持っていた息子さんは大学受験はやめて専門学校への進学を決意し残りの高校生活を楽しんでいました

ただ息子さんの気持ちは高校出たら元夫さんのところへ行くか一人暮らしをするか迷いながら・・・・
あくまでも私と離れたいという思いが根底にあったと思います


つづく