tiwakuromamaのブログ

シングル母です!息子さんと娘さんとtiwakuroとの日常

骨上げ

2時間ほど過ぎて元夫さんは骨となってしまった


親族一同が見守る中 再度 自動の台車がこちらにやってきます


見送った時とは違い もう棺は跡形もなくなくなっています
遠くからこちらへとやってくる台車の上には白いものがバラバラと乗っていました


その台車が親族が集まる前に到着しました
私は直視できませんでした
あの元夫さんがこんな風になってしまうのか?
人間の死ってこんなんなの?
あ~私ももうどうでもいいや
早く私もこんな風になりたいよ

私はただただ呆然としていました

葬儀社の人が何か説明しています
となりで息子さんは父親の骨とじっと見つめていました
目をそらすことなくじっと見つめていました

それを見て ちがう私は二人の子どもをちゃんと育てないと!
私が沈んでいても仕方がない
私より子ども達のほうがもっとつらいんだ
勝手に父親と離されて勝手に居なくなってしまった
私はしっかりしなければならないんだ


親族で順番に骨を拾いました
順番があって足の骨から骨壺に入れて行きます
仏さまが立っている状態にするために足の骨から順々に上の方の骨を重ねて行きます
最後に義父が喉仏を入れそして息子さんが一番大きい頭蓋骨で骨全体に蓋をする形で骨上げ終わり骨壺の蓋がされました


息子さんが言いました
骨の一部を持って帰るってできないの?
私はその質問の答えは解らないしその場で骨の一部を持ち帰りたいと葬儀社の人に質問もできなかったので
遺影の写真をコピーしてもらって家に飾ろうと言うと
息子さんは 解ったと言ってくれました


息子さんは本当に元夫さんの事 大好きだったんだな
私の頭の中は 申し訳ない申し訳ない その言葉しかありませんでした


骨上げの後は初七日が続けて行われました


親族の人が息子さんに声をかけます
なにかあった時はいつでも言っておいでね
お母さんをしっかりね
がんばれ
大丈夫か?


息子さんは はい はい と答えていました
あれほど頼り無くて大丈夫か?いつもいつも心配していた息子さんが少し大人に見えました
私が思っているより息子さんは大人なのかもしれない
だらしないとか勉強が嫌いとか心配事はあるけど
それとは別のところで大人なのだと思いました


初七日の法要が終わった後で義母から言われたことがあります
私はね ただね〇〇(元夫さん)を支えてほしかっただけなのよ
最近仕事が忙しいみたいだったから精神的にいっぱいいっぱいだったんだと思うの
私が言いたいのはただそれだけなの・・・・・


義父は私とは目を合わせずに息子さんと娘さんに
いつでもまた来いよとだけ言っていました